スポーツ法

はじめに

スポーツは、非常に身近で日常生活に根付いたものです。趣味として、あるいは、仕事としてスポーツに関わる方は多くいらっしゃると思います。そのスポーツでトラブルに巻き込まれてしまった場合、適切な解決をしなければ、「こんなことならスポーツとかかわらなければよかった」という結論になりかねません。再び気持ちよくスポーツに取り組めるように、当事務所が解決のお手伝いをいたします。

スポーツ事故

スポーツに事故はつきものです。不幸にも怪我をしてしまった場合、それがもし本来防げる事故であるならば、あるいは、誰かの不注意によって発生したものであるならば、法的責任の有無が問題となります。

しかしながら、誰がどのような法的責任を負うのか、いいかえると、誰に損害賠償責任を追及すべきかの判断は、決して簡単ではありません。例えば、学校で起きた事故なのか、クラブチームや企業内で起きた事故なのかによって、誰がどのような法的根拠に基づき責任を負うか、どのような保険の利用が可能か異なります。

当事務所では、起きてしまった事故の内容に合わせて、適切な責任追及、法的手続きの方法をアドバイスいたします。

体罰・パワハラ被害

昨今、社会的にもスポーツ活動中の体罰、ハラスメントの事件が注目を集めています。一般的にも、スポーツは、上下関係を重んじる風習があったり、指導者と選手とで主従関係があったりなどと、ハラスメント被害を引き起こしやすい環境があると言われています。もしこのような事件があった場合には、適切に対応していかなければ、被害者自身がスポーツを続けることが難しくなったり、最悪の場合自殺という不幸な結果を招いてしまうこともあるかもしれません。

当事務所では、体罰、ハラスメント被害が起きてしまった場合、どのような方法で適切に解決していけばよいかをアドバイスさせていただきます。

また、事案によっては、加害者との間に立って解決にあたらせていただきます。

所属チームとの雇用トラブル

選手が所属チームとの間でトラブルを抱えてしまった場合、選手側は、所属チームを辞めさせられるのではないか、試合で使ってもらえなくなるのではないか等と心配してしまい、思っていることも強く言えず、泣き寝入りしてしまうこともあるかもしれません。そういった場合には、弁護士に相談するのが効果的です。

当事務所では、所属チームとのトラブルの内容だけでなく、現状の契約関係や周囲の環境等も良くお聞きした上で、法律上許されることと許されないことをわかりやすく説明しますので、合理的な範囲、手段で所属チームに対して想いを伝えることができます。そうすれば、所属チームとの関係性を維持しつつ、トラブルを解決することができます。